ご無沙汰しております。 「副店長」です。
久々の投稿は「ボンキング(Bonking)」について!
*ボンキングとはエネルギーが枯渇して、無力感を感じる状態をあらわす言葉で、英語圏では一般的に使われている表現です*
ロングレースだけでなく、様々な場面で感じる
「エネルギーの枯渇」
「ハンガーノック」や「シャリバテ」など、様々な言葉で表現されていますが、それぞれの症状が固有のものであったとしても
要するに
「枯渇」=「ボンキング」
であることは共通していると思います。
前に説明したとおり、どんな人でも体脂肪として多くのエネルギーを蓄積できているはずなのに、どうして「ボンキング(枯渇)」が起こるのでしょうか?
実際に身体の中では以下のことが起こります:
運動 = エネルギー消費
↓
血中ブドウ糖レベルの減少 → 「枯渇」
↓
グリコーゲンの分解 → 「枯渇」
↓
エネルギー補給
↓
「ボンキング(枯渇)」
普段から脂質をエネルギーに変える能力をつけていない人の場合、上記のようにグリコーゲンが枯渇したあと、エネルギー補給と「ボンキング(枯渇)」のループを繰り返すしかありません。
「FAT ADAPTATION」を普段から行うことで、以下のような代謝能力をつけることができ、安定したエネルギーの供給を続けることができるようになります。
運動 = エネルギー消費
↓
血中ブドウ糖の減少 → 「枯渇」
↓
グリコーゲンの分解 → 「枯渇」
↓
脂肪の分解 → ケトン体の供給
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眠気や無力感など、「ボンキング」の典型的な症状は「脳」が利用するエネルギーが減少してきて、脳の活性が落ちることで得られる感覚だと言われています。
一般的な知識として:
「脳のエネルギーはブドウ糖からしか得ることができない」
と言われてきましたが、実際には以下の研究データのように、脳のエネルギーの多くは「ブドウ糖以外からも得ることができる」事がわかってきています。
その「ブドウ糖以外のエネルギー」とは:
「ケトン体」
=体脂肪が分解されて出来る物質
普段の食事を変えることで、安定したエネルギーを脳に届けることが出来るようになることで:
普段の仕事も、長時間の運動でも、「ボンキング」を予防することができ、高いパフォーマンスを継続できるようになります。
「FAT ADAPTATION」は仕事の効率も向上してくれるかもしれません。