ランニング用パワーメーター STRYD 〜第3章 画面・データの管理〜

今回は、STRYDを導入したら、

どんな画面でデータを見ることができるのかを

お伝えできればと思います。

実は先日アップした画像はGarmin Connectの画像で

STRYDのパワーセンター(PC版HP)やアプリで見ると

下の画像のようになります。

まずはPC版のHPのパワーセンター

主要なところだけ抜粋するとこんな感じです。

 

 

先日「よみうりランド」の巨人への道にて

283段の階段を10往復するトレーニング

なので、心肺機能ベースでいうと、かなりハードな

トレーニングでした。

恐らく最大心拍が205前後の店長ですが、

アベレージ心拍が177でした。

ちなみにiPhone版のアプリで見るとこんな感じです。

ちなみに7月27日に行った階段10往復との比較は

こんな感じです。

カレンダー機能で前のデータとの比較も簡単です。

画面的にはこんな感じです。

前回は4本目から心拍を153まで1度しっかり落とし

インターバルの形をとったため、同じ本数を行うのに

12分ほど余計にかかっています。

本日はなるべくイーブンペースでいったため、

今回の波形の方が一定で、前回の波形の方が出力が高く

出ています。

他にもラップ(1kmに設定)ごとの平均出力や

出力レベルでの運動強度(ゾーン)の結果なども出ます。

さらにTrining Peaksという別のアプリと連携させると

Training Stress Score(トレーニングストレススコア)という

トレーニングによる体の疲労を数値化したものも出ます。

 

 

データを貯めることは、トレーニングの効果を数値で管理

していく上でとっても重要です。

自分の出力がわかっただけでは、足が早くなったり楽に走れる

ようになりません。データを分析して必要なトレーニングを

行っていくことが必要です。

 

第4章ではFTPをもとにしたトレーニングについて

触れていきたいと思います。

ランニング用パワーメーター STRYD 「第2章〜FTP測定〜」

どーも、店長です。

今日はFTP測定について書いていこうと思います。

そもそもFTPってなんぞや・・・

いい質問ですね〜(池上さん風)

 

FTP=Functional Threshold Power

 

1時間あたり全力疾走した時(TT)の平均出力のことです。

高い出力を出せることはいいことです。

体重が重い方が高く出るので、それを体重で割った値だと

他の人と出力ベースで比べることも可能です。

ただし、自転車のパワートレーニングにもFTPは出てくるので

ここではランニング用ということでrFTPwと表記します。

 

 

みなさんお気づきのとおり、

STRYDを導入したら

自分の限界値を知ることが第一歩なのです。

 

よほどMっ気が強い人じゃない限り、

自分の限界値を知る=限界まで追い込む

というのはあまり気が進みませんヨネ笑

1時間全力で走ればいいんですけど、

ぶっ倒れるまでそんなスピードで走って

測定するのはなかなか難しいので、近似値を出す

3分-9分テストで今回は行いました。

 

 

最初に15分間のアップ→3分間の全力疾走(3:16/km)

5分間ウォーキング→10分ジョグ

5分間ウォーキング→5分ジョグ

5分間ウォーキング

→9分間の全力疾走(3:29/km)

3分間全力疾走した時の平均出力と、

9分間全力疾走した時の平均出力を

足して2で割って、0.9をかける。

わかりやすく書くと

【3min(MAX)+9min(MAX)】÷2×0.9(90%)

 

 

(348.6w+325.2w)÷2×0.9=303.21

ざっくりrFTPw=303wという値が出ました。

さらに体重で割ると66kgなので4.59が

体重1kgあたりの出せるrFTPwです。

 

 

人と比べてもしょうがないので、まずはこの数字を

基準に今後自分の出力が上がるか(出力向上)

または体重が軽くなっても同じ出力が出せるか(出力向上)

同じスピードで出力を下げられるか(ランニングエコノミーの向上)

そういった数字を見ていけば1週間前の自分とも比べられるし、

1ヶ月前の自分とも比べることが可能です。

 

もちろんタイムトライアル(TT)などでタイムが上がった

というのもひとつの目安です。

 

TTでタイムを測るのと違って、トレッドミルで行えば、

天気や風向き、気温、スピードの上下等に影響されることなく

常に一定の条件で計測が可能なのも特徴ですね。

 

 

 

長くなってしまいましたが、まずは

STRYD購入→FTPの測定がマストで

それをもとにトレーニングを行っていきます。

第3章ではデータの画面・データ管理についてお伝えいたします。