「Fat adaptation」カテゴリーアーカイブ

エネルギー効率の良い体を作り、安静時、運動時の脂質代謝を高めるファットアダプテーション。ダイエットや、トレーニングにも有効です。

メタボリック・ダメージ

どうも副店長です。

今回も脂肪関連です。

 

ファット・アダプテーションの効果の一つとして:

適正な体重、体脂肪率、筋肉量に調整される事で、スポーツのパフォーマンスが向上したり、運動障害のリスクが軽減されたり、健康状態が向上したりと、様々な良い影響があります。

最近では「ファット・アダプテーション」の実践者たちに浸透してきた毎日の「15時間ファスティング」+  MCTオイルだけでも劇的な効果を感じる方も多いですが、それ以上の効果を求めて様々な事にチャレンジする方も多くいます。

そこで、ファット・アダプテーションを進める中で一番気をつけなければいけない事は:

 

「メタボリック・ダメージ」

身体が強いストレスを感じる事で「飢餓状態」に陥り、基礎代謝を下げて、エネルギーを消費しにくい身体を作ってしまうこと。

アメリカで人気のダイエット番組:

「The Biggest Loser Diet」

(極端な摂取カロリー制限と激しい運動による消費カロリーの増加を取り入れたダイエット方法)

を6年間追跡したデータでは、すべての参加者が30週間で40%程度の体重の減少が見られたが、6年後28%程度の体重の回復があった。

 

    ダイエット前  30週間後  6年後

体重の変化: 149kg      90.6kg        131.6kg

  Body Fat: 49.3%       28.1%           44.7%

 

その原因が

「メタボリック・ダメージ」

基礎代謝が著しく低下してしまい、体重が増加した後でも、基礎代謝が下がり続けてしまう状態に陥ってしまいます。

実際に上記の「The Biggest Loser Diet」では 基礎代謝が著しく低下してしまい、6年後に体重が回復しているのにもかかわらず、基礎代謝は下がり続てしまうというネガティブな影響がありました。(プログラム開始から6年後まで運動量は同量で継続)

 

       ダイエット前  30週間後  6年後

Measured RMR  2607kcal       1996kcal        1903kcal

Predicted RMR  2577kcal       2272kcal        2403kcal

下の「Predicted RMR」は身長、体重、年齢を計算式に入れて算出された推定の基礎代謝です。この数値に近いか、それより高い基礎代謝の実測値が望ましいとされています。

これでは、なかなかスポーツパフォーマンスも向上しにくいし、体重の減少も見込めません。むしろ、この基礎代謝の減少を回復させるには長い時間が必要になり、プログラムを開始する前よりも悪い状況になる場合があります。

そこで重要なのが、十分な食事(特に脂質)を摂る事と、適度な運動

必要なエネルギーが無い場合、身体は「飢餓状態」だと判断して、基礎代謝を下げて、効率良く生命を維持する身体を作ろうとします。

ファットアダプテーションでは、脂質で十分なエネルギーを摂取しながら、「インスリン分泌」の多い食物を一定時間避けるだけなので、「飢餓状態」に出来る限り陥らないようにしています。

実際に脂質と糖質の代謝の割合を数値化する「呼吸商」と「安静時代謝」の測定をしながら行ったファットアダプテーションの実践的な例では、体重が13キロ減少したにもかかわらず、基礎代謝を完璧に維持できていました。

*この実践報告はまとめて行います。

ファット・アダプテーションはあくまで「調整」です。

無理をして一時的な変化をもたらすのが目的ではなく、無理なく「エネルギー代謝」を調整することで、健康的な身体を手にすることを目指しましょう。

そろそろ発売される:

「CHIMERA」シリーズでは以下の成分が含まれており、脂質代謝を促しながら、内臓疲労を抑え、体に負担のない「調整」を効率的に行うことができます。

[CHIMERA -Everyday-] (近日発売予定)

ー毎日1回か2回を目安に4ー12グラムを水、コーヒー、ココアなどに混ぜて飲むことで、普段の生活の中で「ファット・アダプテーション」を進めることができます。

¥4,300 (300g)

内容:MCTパウダー、タウリン(抽出物)、アスパラギン酸、ビタミンD、E

ー普段から脂肪を様々な形で摂っているけど、なかなか効果が出ない場合、脂質代謝を行うための重要な酵素のもととなるアミノ酸が不足していたり、内臓ストレスが高くて、上手に分解できていない場合があるようです。また、糖質エネルギーが減ってきた時に心配される「筋肉の分解」を防ぐためにもアミノ酸は重要な存在となります。

ー毎日の食事や、ファスティング時におすすめしているものですが、運動中のエネルギー補給にも量を調節しながら利用することができます。

[CHIMERA – Ignition] 1月発売予定

:運動中、運動前、運動後に摂るMCT、アミノ酸、電解質

ー「イグニション」の名前の通り、身体に溜め込んでいる強力なエネルギーである「脂質」を燃やすための「着火剤(Ignition)」

ー電解質も含まれているので、長時間の運動中のビタミン、ミネラル補給や、短時間で強度の高い運動の前のビタミン、ミネラルローディングにも最適です。

詳しくはストライドラボ、「副店長」まで!

「ボンキング」と「ファットアダプテーション

ご無沙汰しております。 「副店長」です。

久々の投稿は「ボンキング(Bonking)」について!

ボンキングとはエネルギーが枯渇して、無力感を感じる状態をあらわす言葉で、英語圏では一般的に使われている表現です*

 

ロングレースだけでなく、様々な場面で感じる

 

「エネルギーの枯渇」

 

「ハンガーノック」や「シャリバテ」など、様々な言葉で表現されていますが、それぞれの症状が固有のものであったとしても

要するに

「枯渇」=「ボンキング」

 

であることは共通していると思います。

 

前に説明したとおり、どんな人でも体脂肪として多くのエネルギーを蓄積できているはずなのに、どうして「ボンキング(枯渇)」が起こるのでしょうか?

 

実際に身体の中では以下のことが起こります:

運動 = エネルギー消費

血中ブドウ糖レベルの減少 → 「枯渇」

グリコーゲンの分解 → 「枯渇」

エネルギー補給

ボンキング(枯渇)」

普段から脂質をエネルギーに変える能力をつけていない人の場合、上記のようにグリコーゲンが枯渇したあと、エネルギー補給と「ボンキング(枯渇)」のループを繰り返すしかありません。

「FAT ADAPTATION」を普段から行うことで、以下のような代謝能力をつけることができ、安定したエネルギーの供給を続けることができるようになります。

運動 = エネルギー消費

血中ブドウ糖の減少 → 「枯渇」

グリコーゲンの分解 → 「枯渇」

脂肪の分解 → ケトン体の供給

**

眠気や無力感など、「ボンキング」の典型的な症状は「脳」が利用するエネルギーが減少してきて、脳の活性が落ちることで得られる感覚だと言われています。

一般的な知識として:

「脳のエネルギーはブドウ糖からしか得ることができない」

と言われてきましたが、実際には以下の研究データのように、脳のエネルギーの多くは「ブドウ糖以外からも得ることができる」事がわかってきています。

その「ブドウ糖以外のエネルギー」とは:

「ケトン体」

=体脂肪が分解されて出来る物質

 

普段の食事を変えることで、安定したエネルギーを脳に届けることが出来るようになることで:

普段の仕事も、長時間の運動でも、「ボンキング」を予防することができ、高いパフォーマンスを継続できるようになります。

 

「FAT ADAPTATION」は仕事の効率も向上してくれるかもしれません。